次々と起こる症状を適切に理解し、対応のヒントを与えてくれるヘルパーさん、負担や疲れを軽減する各種サービス、共感し愚痴を受け止めてくれる仲間に支えられ、肩の力を抜いて本人に向き合えるようになりました。
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依然負担感はありましたが、だんだん認知症のあるがままの父を受容できるようになり、認知症を格別の悲劇であるととらえることもなく、割り切ることができるようになっていきました。
弄便防止の本質的な対策は、おむつに便がある時間を減らすことです。すぐにおむつ交換をし、便が長時間おむつにあることを避けることで、弄便はぐっと減らせます。
便ということは認識できなくても、手に付いてしまったものを「なんとかしなければ」という気持ちは残ります。自分で処理しようと試みるものの、正しい方法がわからずに困惑してしまうことが、弄便行為につながるのではないかと考えられています。
この行為は故意に便を弄んでいるわけではなく、便を便だと認識できていないために起こる行動と考えられています。取り出した便を隠そうとしている場合もあるようです。
「便の話しなので汚いことが書かれています。ご注意下さい。弄便(ロウベン)は、認知症患者に見られることが多い症状です。オムツの便を手で取り出して周辺になすりつけたりする行為のことを指します。
当時まだ認知症徘徊センサーは性能が悪く…明け方や夜中の誤作動が多くあまりたびたび起こされるので暖かい季節は電源オフに…そしてそのままお蔵入りとなった。
脳梗塞の後遺症で足は弱っていたので遠くまで行ってしまう危険は無くとも、特に冬場は外に出てしまうだけで危ないので認知症徘徊センサー取り付けました。
伝い歩きできるようになってから門扉より先は行けないものの、朝方玄関から外に出るようになっていました。
物につかまりながらなんとか歩けるようになったじいじでした。元々注意深い性格だったので無茶をする事はなくゆっくりゆっくり動くようになっていきました。
相変わらずリハビリに行こうとはしませんが、少しずつ自分で転びながらも動くようになってきたじいじでした。
かかりつけ医からは、糖尿病などの生活習慣病では、先々を見据えて病気の悪化を防ぐために栄養バランスなどを考えますが、「認知症の場合は今を大切に、好きな物を食べてもらえればいい」と言われました。