2019.09.30 06:45Vol.61「ばあばの遺言」ばあばは亡くなる前じいじの事はもちろん介護するオカメママの事を本当に心配していました。介護でつぶれてしまわぬよう誠心誠意言葉を尽くしてくれていました。
2019.09.25 08:40Vol.60「ばあばの夢」ばあばが亡くなって初めてみたばあばの夢は寝込んでいる自分を案じて幽霊なのに手伝いに現れるという夢でした。「幽霊でもいいから側にいて欲しい」それは切実な願いが見せた夢だったのかもしれません。その時、忙しい日々の中置き去りにされた母を亡くした悲しみがふつふつと涌き上がったのでした。
2019.09.20 04:56Vol.59「39度その3」その頃は本当にショートおろかデイも行かれずじいじの介護拒否が酷くケアマネさんから「預かれる施設がない」と言われた時は絶望的な気持ちになりました。
2019.09.16 14:17Vol.58「39度その2」近所に病院はいっぱいあるのに歩いて行かれる場所に小児科はありませんでした。ヒナ子のかかりつけ医はいつも電動自転車で25分かけて連れていっていました。その3へつづく
2019.09.11 15:30Vol.57「39度その1」ばあばが亡くなり初めて親子で39度の高熱を出してダウンしました。介護が多少大変でも自分が健康であればなんとかなるのですが、病気になっても寝ていられない状況は厳しかったです。本当に健康のありがたみを痛感しました。その2へつづく
2019.09.08 04:25Vol.56「クスリ哀歌 後編」薬を飲ませるだけでインターバルをおいたりしながら既に二時間以上かかっていました。夜も更けて来ていつになく疲れていたオカメママでした。じいじを完全に怒らせてしまったのでその日はついに飲ませるのをあきらめました。
2019.09.03 05:55Vol.55「クスリ哀歌 前編」その日はなかなか薬を飲んでくれませんでした。こちらが焦れば焦るほどその気持ちを見透かしたかのように拒否も酷くなりました。どんどんじいじの機嫌も悪くなり、インターバルをおくのも疲れてしまい必死に頼むのも逆効果でとうとう怒らせてしまいました。